羽根昌江さん

伊藤貴周さん

岡部宏司さん

平松洋一郎さん

樋口宗明さん

 津南ロータリークラブ(樋口直人会長・47人)は5月29日(木)、市立橋南中学校(西川和男校長)で2年生生徒160人を対象に職業講話を実施。27年にわたる歴史ある事業で、講話者自身の仕事観と社会に出て働くことの意味を伝えている。
 「総合的な学習の時間」を使って行われたこの日の職業講話では、羽根昌江さん(はね調剤薬局)が「薬について」、岡部宏司さん(H・OKABE設計室)は「建築設計について」、平松洋一郎さん(ヒラマツ)は「虹の夢 津の取り組み」、樋口宗明さん(平和製粉)は「三重県産小麦について」、伊藤貴周さん(グッドライフ津北支店)は「保険って何?」をテーマに話した。
 羽根さんは「悩んでいるときは辛いに違いないが、考えようによっては悩むことができるほど健康で恵まれた環境にあるとも言える」ことを教え、岡部さんは「建築設計はゼロから創造する仕事。最低限の決まり事があり、あとには自由がある」とした。平松さんは「独りではできなかったことを施設の力で叶えてあげるのが介護の仕事。人生の最後に、選んで良かったと思ってもらえる施設を目指している」と福祉の仕事の魅力を語り、樋口さんは国産小麦の普及について話した。また、伊藤さんは「将来の不安を軽減し、安心して生活するための大切な道具。自分や家族のために、保険について知っておくことはとても重要」と保険の大切さを語った。
 9月には、ロータリークラブ会員企業を中心に実地体験する計画。