三重バッハ合唱団

 三重バッハ合唱団(奥井瑞穂代表)は5月4日(日)津市一身田上津部田の県文化会館第ホールで第34回演奏会を開催。
 本山秀毅氏が指揮する大阪チェンバーオーケストラの管弦楽にのって、カンタータ第36番「喜びあふれて羽ばたき昇れ」、同第131番「主よ、深き淵より、われ汝を呼ぶ」、「ミサ曲ト長調」の3曲を演奏。三重県出身の増野友香(ソプラノ)、嶋原美友紀(アルト)、岩田健豊(テノール)、西田昂平(バス)の各氏がソリストを務め、同団の美しい混声四部合唱が全体に深みを与えた。北住淳氏(津市文化奨励賞、三重県文化奨励賞など受賞)が格調高いオルガンを披露した。
 「これまでビバルディ、ヘンデルなどの音楽も演奏してきた。今回あらためて、バッハ音楽の良さを感じてもらえれば」と話していた。
 主張ある敬虔な音楽に目を閉じ、聴き入る人の姿もあった。