東海地方最大級のアジサイの名所として知られる津市戸木町の「かざはやの里」で、アジサイが見ごろを迎え、恒例のあじさい祭りが開かれている。21日(水)まで。
 3万3千平方メートルの園内に29種類7万7700株が植えられている。水色の「青てまり」が満開を迎え、6月初旬に色づくピンク系の「サブリナ」も色づき始めていおり、丘から見下ろす風景は白や紫、ピンクの花が広大な斜面にウェーブのように咲き誇る。
 同園では「今年は色付きが早い。28種類は6月いっぱいが見頃、6月後半からは真っ白なアナベルが見頃の予定。花の咲く時期によって印象がガラッと変わるので、何回でも楽しんでいただけます」と話す。
 同園は社会福祉法人「正寿会」(伊藤滋之理事長)が運営し、農福連携の取り組みとして、近隣の障害者施設の利用者と職員が毎日世話をしている。今年のじゃらんネットのアジサイ特集のトップ紹介された。12日(土)午後7時からBSNHK番組でも紹介されるという。
 あじさい祭り期間中、さまざまなイベントもある。開園は午前8時〜午後7時。入園料は大学生以上500円、高校生以下無料。
<イベント>
 ▽5日(土)・6(日)=コスプレ撮影会・ハンドメイドマルシェ/ランドの休日▽13(土)=2021年度津クイーン撮影会。参加費1500円▽20日(日)=2021年花Queen撮影会。参加費千円▽27日(土)=よさこい10時30分から、「極津」「つなぎ」・(土・日)11時~ガイドツアー「ようこそ!愛と癒しの里へ」・あじさいの花名が覚えられる「花学クイズ」
▽6月1日からは1㎏500円で同園でその日の朝に採れた梅を販売。
また7月1日からはあじさいの剪定に入るため、来場者に剪定した枝をプレゼントする。同園では「ビニール袋持参でお越しください」と話す。