終戦記念日の8月15日(水)正午から、津市内の寺院など43施設で、戦没者を追悼し平和を祈念する「津・平和の鐘」が行われた。各寺院では全国戦没者追悼式(日本武道館)に合わせ、参詣者が1分間の黙祷を奉げた後、恒久平和を祈って鐘を打った。
 合併前の津市10地域の地域間文化交流をめざす「津がつながる津ぅりずむ」(駒田博之代表)が初めて開催した。
 津市久居幸町の「子午(とき)の鐘」には50人ほどが集まり、戦没者に対し黙祷を奉げた後、73年前の惨劇を二度と繰り返すことのないよう、世界平和への願いを込めて勢いよく鐘をついた。