メーキャップの技術を競う「NCCコスメティック甲子園2017」三重支店大会が4月19日(水)、津駅前の津三交ビルディングで開かれた。参加した化粧品専門店らのスタッフ11人は真剣な表情で取り組んでいた。全国化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織するNCC(NewChainstoreCircle)は資生堂ジャパンとの共催。
 NCCコスメティック甲子園は全国の化粧品専門店で働く店頭スタッフが、「お客様の最高の美しさを引き出す」をテーマにメーキャップ技術を競い合うもので、競技時間は合計45分。素顔分析や客の要望を聞くカウンセリング、フルメークを行う。メーキャップ技術だけでなく、客への気配りや化粧品への扱いも審査の対象となる。
 会場には資生堂が取り扱う主力3ブランド「マキアージュ」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ベネフィーク」の数々の化粧品が用意された。まず、実技者とモデルのペアをくじ引きで決定。実技者はモデルの要望をよく聞き、笑顔を浮かべながらメークを仕上げていた。
 入賞したのは、COSMETIC SPOT鈴鹿アピタ店(鈴鹿)の田中里江子さん、KOYO(津)の野島和代さん、COSMETICS紅花エレガンス(伊勢)の辻田ゆりえさん、COSMETICS紅花エレガンス(伊勢)の松本那奈代さん。
 入賞者は6月22日に開催される中部大会への出場権を得る。中部全体で約100人がエントリーしている。