フレンテみえ男性講座が6月9日(土)、津市一身田上津部田の県男女共同参画センター「フレンテみえ」であった。コクヨ(株)の働き方アドバイザーを勤める坂本崇博さんが「働き方改革実践塾~目指せ!ダイバーシティ・マネジメント~」と題して講演した。企業などの管理職を中心に27人が参加し、昨今の働き方改革で求められている多様性について学んだ。
 「ダイバーシティとは多様性や違いのことである。では多様性とは一体なにか」。こう問いかけた坂本さんは、「これまでは男女や障がい者の均等雇用が多様性として整備が進められてきた。しかし、現在求められている多様性とは、さまざまな人の性格、信条、思考、知識、体験などを生かすこと」と説いた。
 自身が営業職に就いていた時の体験談を例に、「全員が画一的なやり方をしていたら、その結果には共通の限界がある」として、「多様性を生かすことに生産性の拡大、ひいては成果の向上がある」と強調した。
 さまざまな人を雇って同じ仕事をさせるのは違う。無理に画一的にするのではなく、それぞれの方向性や知識を生かしていく。「それが今求められている多様性であり、合理性」と語った。 また、いろいろな会社が実践している働き方改革の例を紹介し、参加者に合理的で多様性のあるアイデアの創出を促した。
 参加者はメモを取り、どのようにすれば自分の組織に生かせるかを真剣な表情で聞き入っていた。