認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベント「RUN TOMO-RROW(RUN伴“とも”)」が7月、北海道で始まった。都道府県単位で順次開催され(各実行委主催)、三重県では10月13日(土)と18日(木)に行われる。三重実行委員会(長谷川信委員長、会員約60人)の4人が10日(金)、津本庁舎を訪れ、前葉市長に主旨を説明した。
このイベントは認知症の人と一緒にタスキをつなぐ体験を通して、誰もが暮らしやすい地域づくりを推進する活動。NPO法人認知症フレンドシップクラブ主催で、2011年に北海道内の函館から札幌まで約300キロをリレーしたのが初回。8年目の今年も各地で行われる。
三重県での開催は5回目。紀州地域以外のあらゆるエリアから津市に向かって歩き、あるいは車イスで移動し、18日県庁にゴールインする。今年は1千人ほどの参加を見込んでいる。13日にはサオリーナと津市庁舎間3・2キロを、前葉泰幸津市長が走る。
この日、長谷川委員長は「イベントを契機に交流会など、さまざまなプログラムが生まれ、支援の輪が広がっている。当日通過する自治体内でも、イベントにあわせた独自の催しを取り入れながら、アピールに努めてほしい」と話した。前葉津市長は「認知症は身近な問題。社会の理解も進んでおり、このイベントの意義は大きい」と語った。
津市が進めている「認知症サポーター」には1万2094人が登録(6月末日現在)。地域包括ケアの担い手として期待がかかる。