梅の名所として知られる津市戸木町の花園「かざはやの里」で、梅の花が咲き始め、恒例の「梅祭り」が開かれている。3月24日(日)まで。
 同園では約8千㎡敷地に「寒紅梅」「道しるべ」「「小梅」「思いのまま」など45種類500本の梅が植えられている。樹齢100年で6m超えるシンボルツリーの「養老梅」が満開を迎え、訪れた人の目を楽しませている(7日現在)。
 現在、見頃を迎えているのは赤に近いピンクの八重の「寒紅梅」、濃いピンクの「道しるべ」、白い「白加賀」。じゅうたんを敷き詰めたような芝生の緑が花を一層引き立てている。各種類の梅が順次咲き、一輪の中に紅白に咲く同園一番人気の「思いのまま」は3月上旬に見ごろという。
 昨年、200台が収容できる無料駐車場が完成。「高齢者や体の不自由な方に気軽に花を楽しんでもらおう」と、駐車場から花園までカートで送迎するサービスを始めた。咲き誇る梅を眺めながらの足湯を楽しめる足湯コーナーが今年もオープン。花園を歩き疲れた足をほぐせると大好評。
 同園ではメジロやキジ、ウグイスの鳴き声も楽しめる。「梅の香と鳥のさえずりに誘われ、花をめでながら園内を散策。「日常生活では見ることのできない別世界です。世代を超えて楽しんでいただけます。どうぞお越しください」と担当者は話す。
 24日(日)午前10時~午後1時まで花Queen撮影会、3月2日(土)・3日(日)午前10時~午後3時まで「手打ちそば」(限定200食、を500円)販売と、「そばうち体験」(一日限定8組、参加費2500円)、17日(日)午前10時~午後1時まで津クイーン撮影会が行われる。
 開園時間は午前8時~午後5時。期間中は無休。入園料は大学生以上500円、高校生以下無料。問い合わせは同里=電話059(255)5755。
 カーナビで使用の場合は電話059(255)3433で設定。