歌い踊り継いで53回目
熱演の晴れ舞台!!
伊勢津民謡会「民謡唄まつり」

 
 第53回伊勢津民謡会「民謡唄まつり」が12日(日)、県総合文化センター中ホール(津市一身田上津部田)であった。美津佳会社中、紀乃元瑛社中、琴夢会が賛助出演した。伊勢津民謡会(吉川千敏会長)主催。
 同会は津市内に10教室ある。まつりは生徒たちが年に一度、日ごろの練習の成果を披露する晴れ舞台。オープニングは全員が北海盆唄、郡上節、東京音頭を大合唱して華やかに幕開け。
 児童から90代までの生徒が踊り、唄い、三味線、尺八、津軽三味線など美声や演技を繰り広げた。舞台も客席も熱気に包まれた。
午後一は三味線合奏。日本名曲集から「さくらさくら」「佃」「新内前弾き」「新内流し」「娘道成寺の合方」を熱演。
フィナーレは花笠音頭。観客も歌や踊りの経験者、愛好家が多く、舞台と一緒にリズムをとって口ずさむ姿が多かった。
 問い合わせは伊勢津民謡会本部=電話059(234)2515。