本格的な和菓子を親子で!!
津ぅのお菓子屋さんが教えるスイーツ教室

 「津ぅのお菓子屋さんが教えるスイーツ教室」が10月3日(日)、津市大門の津中央公民館の調理実習室であった。事前に応募した6歳から11歳までの母子5組10人が参加して、和菓子作りに挑戦した。
 この教室は市内の和洋菓子店28店舗で構成する津市物産振興会のスイーツ部会が、PRとともに、菓子の歴史・文化について学びながら興味を持ってもらうと平成26年から毎年開催。
プロに学べるとあって、毎回応募を上回るほど人気となっている。
 3日には、刀根菓子館(津市本町)の刀根武士さんが「マロンあんパイと季節のねりきり(ハロウィン)」を指導。大きな栗が丸一個入ったパイを焼き上げている間に、参加者は本格的な練り切りにチャレンジした。
 オレンジと黄色の練り切りを伸ばし、中央にあんこを置き、握るようにゆっくりと丸める。 続いて三角棒を使って線を描く。「中心にしるしをつけたら、下から上に向かって線を引くが、小指は邪魔にならないように下に下げて」とアドバイスを受けながら、カボチャの上生菓子を作った。
 刀根さんは「お菓子も職人たちが丁寧な手仕事でつくりあげていることを知ってもらいたい。日本の伝統文化を感じてください」と話した。
 母子で参加した山村侑子さん(小1)は「自分で作れてとてもうれしい。家で食べるのが楽しみです」と笑顔に。母の智子さんは「とても勉強になりましたし、楽しかった。来て良かったです」と話した。