津市栗真町屋地区の荒廃農地解消について考える対策協議会(坂野大徹会長)の役員有志でつくる町屋百菜(西田尚郎代表、会員9人)が、研究開発を続けて本格芋焼酎「百菜」をこのほど完成させた。販売開始の12月24日(木)、西田代表らが津市本庁舎訪れ、前葉泰幸市長に生産状況とともに報告した。
 対策協議会は平成29年度設立。地域課題である荒廃農地解消に向けて先進地を視察して得た知識をもとに土地を再生。サツマイモを栽培して、市の「農林水産業ビジネスチャレンジ支援事業」で加工品の開発を続けてきた。
 成果の第一弾が焼酎「百菜」。甘くフルーティでうま味味とコクがあり、飲みやすい。2千本限定。価格は1本(720ml)税込み1980円。
 今年度は芋ケンピや干し芋などにも挑戦していく計画。
 本格芋焼酎「百菜」は中村酒店=電話059(232)4024、津安芸農業協同組合=電話059(229)3519で好評販売中。