「ひさいの観音さん」と親しまれる津市久居元町の青瀧山千手院賢明寺(野田憲秀住職)で3日、恒例の節分会式「節分会式厄除大般若祈祷会」が営まれた。可愛らしい園児豆まきに続いて、厄除祈祷会の後、福まめ・福もち・福菓子まきが行われた。千手観音奉賛会(稲葉和久会長)主催。
 境内の参道脇には大きなドンドがたかれ、自治会役員やボランティアが運営する甘酒の振る舞いや、「福は内」お楽しみくじ、お汁粉やたこ焼きなどの屋台が並んだ。
 昼の部には前野和美、青木謙順両県議会議員をはじめ、佐藤有毅、辻美津子、八太正年、龍神啓介、川口和雄、渡辺晃一の市議会議員らも「みんなで厄を分かちあい、たくさんの福をいただきましょう」と、福まめ・福もち・福菓子まきに参加。リニューアルされた舞台から「鬼は外、福は内」のかけ声とともに一斉に撒かれた。夜の部の2回目は前葉泰幸津市長も駆けつけた。
 境内には農産物の出店もあり、およそ800人の参拝客でにぎわった。
 恒例の人形供養は2月11日(祝月)に行われる。
 問い合わせは賢明寺電話059(255)2312、奉賛会の稲葉誠会長電話090(3380)6750。