再生可能エネルギー事業者、(株)グリーンパワーインベストメント(本社・東京都港区)は6(水)~8日(金)、津市見里町内にある美里町社会福祉センター、錫杖湖水荘、安濃中公民館の3会場で、経ヶ峰山頂で計画している風力発電「(仮)ウィンドファーム津芸濃事業」について住民説明会を開いた。地元住民や関心ある市民ら大勢が参加した。、計画概要を聞いた。
 風力発電は「3・11」以降、化石燃料に代わる再生可能エネルギーとして期待されるが、建設候補地となる地元住民にとっては自然破壊や健康問題につながりかねない切実かつ微妙な問題。
 事業者は同地を建設候補地に決めた理由について、「①琵琶湖から伊勢湾に向けて吹く風の通り道 ②建設資材を搬入できる道路がある ③送電設備が整っている」などと説明したが、建設工事にともなう大気や水環境、生態系への影響、廃棄物のことなどが気に懸かるとして、反対する厳しい声が挙がった。