県総合博物館(津市一身田上津部田)は7月7日(土)から、日本の玩具コレクションを中心に、いろいろなおもちゃを紹介する第20回企画展「おもちゃ大好き!~郷土玩具とおもちゃの歴史~」を開催する。9月2日までの期間中、記念講演会やおもちゃを体験できるイベントがある。開館時間は午前9時~午後5時まで。
 同展では日本玩具博物館の日本屈指の玩具コレクションを中心に、明治・大正・昭和の各時代のおもちゃや、伊勢地域をはじめとする各地の郷土玩具が大集合。
 プロローグ「おもちゃは友だち」では日常生活の中で子どもがおもちゃで遊んでいる様子を写真で紹介し、おもちゃを「おもちゃ昔むかし」「三重の郷土玩具」「郷土玩具北から南から」「近代日本とおもちゃ」「戦争とおもちゃ」「おもちゃの大変革期」「テレビとおもちゃ」の7章に分類して展示。
 体験イベント「展示室でおもちゃで遊ぼう」では、昔のおもちゃの体験、巨大すごろくなどができる。
 記念講演会は7月14日(土)午後1時30分~午後3時。尾崎織女日本玩具博物館学芸員が「近代のおもちゃ文化史~明治・大正・昭和~」と題して話す。定員先着順80人。
 「おもちゃの病院出張診療」7月8日(日)・28日(土)・8月12日(日)。各日午前10時~正午と午後1時~4時まで(診療受付は3時まで)。
 「巨大プラスチックレール鉄道おもちゃ運転会」は7月14日(土)・15日(日)午前10時~午後2時
 「大人のための知育玩具活用講座」7月16日(月・祝)13時30分~15時。子どもの発育をのばす、一歩進んだ知育玩具の活用法。講師は(株)ロボネット堀田武志さん。定員先着30人。
 観覧料は一般900円、学生540円、高校生以下無料。問い合わせは同博物館=電話059(228)2283。